こんにちは!徳山です!
メディアって、若者が好きですよね。
福原愛とか、浅田真央とか、最年少での快挙!みたいに、すごい騒がれました、まぁかわいいしね〜。
ただ、若いうちの方が、その試合で失敗してもまだまだやり直しが効くので、余計な緊張もなく勝ちやすいって側面もあります。
ぼくは、福原愛も、浅田真央も、引退が近づいてからの方が好きでした。
若手の台頭や、自分の衰えとの戦い、1試合に懸ける強い思いやプレッシャーがビリビリ伝わり、すごく応援したくなったし、一緒に泣いてました。笑
17歳でタイトルに王手という藤井聡太の快進撃で、普段はあまり騒がれない将棋が、今日のビッグニュースになってます。
「高校生に今負けたら今後どうしよう〜」なんて思ってないかな、なんて、ぼくは相手の気持ちの方に同情しちゃいますけどね、そこが42歳。笑
将棋のことはよく分からない、という人の方が多いので、昨日の藤井聡太のどの手がすごかったのか、テレビで詳しく説明してくれています。
それが、『5四金』。
『金』は、王を守るのが仕事だし、斜め後ろには下がれないので、基本三列目までしか進ませないのがセオリーだそうです。
四列目、しかも真後ろに『歩』があるところ、つまり、もう絶対に三列目には戻れない、あまりにもセオリー無視な場所に打ったそうです。
これに、現役最強と言われる王者もビックリして、ペースを乱してしまったと。。。
これこれ、これが、若さですよね、失うものがないうちの方が、ガンガン攻められるんですよね、若者って怖いわ〜。笑
それは、競技だけの話ではなく、ビジネスにも当てはまりそうです。
若者たちがガンガン新しい方式で攻めてきたら、おじさんたちはついて行けないかも、という恐怖が、ビジネスの世界にもありますよね。
でも、ダンス界って、、、若い先生が独立しても、昔からの教室とほとんど同じやり方してたりで、今どこかで新しい風が吹いている!という話をあまり聞きません。
だから、おじさんたちにとっては、ありがたい!
いや、だからダメなのか?笑
教室でもダンスパブでも、もっと年下の若者が新しいことをバンバン始めてきたら、ぼくもめちゃ焦るんですけど、そんなことが起こりません。
本当は起こって欲しいんですけどね、いや、怖いのかな、いや、、本音はどっちだろ?笑
若者とは、何歳までなんでしょう。
ぼくは、セオリーに流されず攻めているうちは、何歳になっても若者でいられるような気がします。
ダンスタイムの間に1曲500円のトライアルを挟んだ時、高い!とか、多すぎ!とか、かなりの批判を受けました。
でも、あの時のぼくは若者だったので、貫き通しました。(36歳だけど笑)
でもそれで、明らかにダンスパブのレベルが上がりましたからね、今はどこもやってるしなー、なんで最初ってあんなに批判されるんだろ。笑
コロナのせいとはいえ、またガラッとシステムを新しくしてしまった今、踊りも接客もさらにレベルを上げるための、大事な勝負所な気がしています。
42歳、店を始めて12年にもなると、守りたいとか、失いたくない、とかって気持ちも強くなってきます。
攻めるのがどんどん怖くなる。
けど、そんなぼくにも、まだ『5四金』は、打てるはずです、誰も打たないならぼくが打ちます。
まだ、若者だもん!!
て、思いたいんだな。笑笑